求職者の仕事探しの多様化

スマホが普及した今、求職者が仕事を探す方法は多様化しています。
インターネットで仕事を探す方法として主流だった求人情報サイトも、求人検索エンジンの登場によってその立ち位置は変化しています。
求人検索エンジン以外にもダイレクトリクルーティングやSNS採用などさまざまな選択肢が広がり、企業側は多様な採用チャネルを活用して効果的にアプローチすることが求められています。

どの採用手法を使うかは、欲しいターゲットによって変わります。
今回は、特に「地元で働きたい」と考える求職者が仕事を探す方法についてご紹介します

目次
1.求人情報サイト
2.求人検索エンジン
3.求人情報誌
4.就職イベント
5.ハローワーク
6.採用サイト

1.求人情報サイト

求職者が利用する最も一般的な方法の一つは求人情報サイトです。求人情報サイトでは、多種多様な業種や職種の求人情報が簡単に検索でき、応募までのプロセスもスムーズです。
利用ユーザーが多く、求職者の条件にマッチすれば即効性が高いのが特徴です

2.求人検索エンジン

求人検索エンジンの登場により、最近はキーワード検索で仕事を探す求職者も増えています。
検索バーに自分の希望する条件(職種、勤務地、給与、雇用形態など)を直接入力して探す方法です

たとえば、「事務 枚方 正社員 月給20万円以上」など、具体的な条件を入力することで、ニーズに合った求人を効率的に探すことができます。
Indeed、求人ボックス、ジョブスタンバイなどの求人検索エンジンは、様々な求人情報サイトや企業の採用ページから求人情報を収集し、
一括で閲覧できるため、求職者は一度に多くの情報を得ることができます。
キーワード検索の求職者に対応することで、新しい層へアプローチすることが可能になります。

3.求人情報誌

地域に特化しているため、特に主婦層、シニア層など地元で働きたい求職者へのリーチを広げるには有効です。「生活の中で、何気なく手に取って一通り目を通す」のが紙媒体の特性。
求人誌を通じて偶然の出会いが生まれることも多く、求職者が思いがけない仕事に興味を持つきっかけになることもあります。

4.就職イベント

就職イベントでは、企業と求職者が直接対面でコミュニケーションを取ることができ、リアルな情報交換が可能です。
求職者は企業の雰囲気や社員の人柄を感じ取ることができ、企業側も求職者の人柄や意欲を直接確認できることが最大のメリットです。

5.ハローワーク

ハローワークは、地元企業の求人情報が多数掲載されており、地元志向の求職者にとっては無料で利用できる便利なサービスです。
しかし、ハローワークの利用者年齢層は60%以上が40歳以上であり、29歳以下の利用は20%以下にとどまっています。 
若年層を採用したい場合、ハローワークだけでは難しいのが現状です。他の採用媒体や方法と組み合わせて使うことを視野に入れましょう。

※厚生労働省 一般職業紹介状況(職業安定業務統計):雇用関係指標(年度)有効求職者数・新規求職者数 参照

6.採用ホームページ

見落としがちなのが、企業独自の採用ホームページです。応募前にチェックする求職者が多く、企業にとっては応募率を上げるために必要です。
企業のブログや最新情報などを通じて、求職者は社風や働くスタッフの雰囲気を感じることができます。
求職者は企業に対する理解を深め、自分に合った職場かどうかを見極めてから応募へと進みます。

まとめ

求職者の多様化する仕事探しに対応するためには、企業もそのニーズに応じた柔軟な採用戦略を立てることが重要です。
複数の手段を組み合わせることで、これまでに接点のなかった求職者層にもリーチすることができます。特定の媒体に絞ることなく、幅広い網を張り巡らせましょう!

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