“土地勘”が必要な配送業務の求人は、地元に強い『ぱど』一択。地元企業が『ぱど』を選び続ける理由とは?

株式会社ともだ様

寝屋川市/食品食材・酒類・米穀類の卸・小売販売

導入の背景
ハローワークの求人では、思い通りの人材が得られず。地域顧客への配送業務を鑑み、“土地勘”のある地元人材を求め、地域密着型情報誌の『ぱど』を利用することに。

導入の効果
社風にあった人材を確保。ここ数年はウェブ求人にシフトしたことで、よりスピーディーに求人活動を進めることができている。

【導入前の課題】「当たり前のことを、当たり前にできる人材」が集まらない

父が寝屋川市に酒店を開いたのは、1966年。以来、軽トラックを使って顧客を回る、いわゆる“御用聞き”スタイルで販路を広げてきました。当時は、ひとつのマンションに数十店の酒屋さんが集結するなど、まさに争奪戦でしたね。のちに、コメやその他食品を取り扱うようになりました。しかし、ディスカウントストア、スーパーの進出でお客さんが激減。これをきっかけに、家庭用小売宅配業から、業務用卸・小売業に業務転換を図ることになりました。

とはいえ、価格ではなく「ビールやコメ、食品をきちんと自宅へ持ってきてくれる」という地道な信頼関係を築くことで、“御用聞き”のお客さんは一定数確保できていました。おかげで、売上が3分の1に落ち込み本当に大変だったコロナ禍でも、人材を減らすことなく踏ん張ることができました。

人材確保においては、創業時より課題がありました。当初からハローワークで求人をかけていましたが、あまり良い結果が得られていませんでした。一言でいうと「当たり前のことを、当たり前にできる人」が来なかったのです。また、高卒人材を確保すべく、高校まわりをしたこともありましたが、マッチングがうまくいかず、あまり収穫はありませんでした。そこで、いろんな仕事仲間に相談したところ「お金をかけないと、人は集まらないよ」とアドバイスをもらい、ぱどさんを利用することにしたんです。

【導入の背景】配達スタッフは“土地勘”のある「地元人材」がいい

うちは、小さな会社です。人件費のなかでも、交通費の節約を考えると、地元の人材が良いと思っていました。しかも、地域への配送業務では、地元の道を知っていることは有利です。こういったことを踏まえると、地元に強い=地域密着型情報誌の『ぱど』がいいだろう、という結論に至りました。

当初は誌面へ掲載し、順調に人材が集まるようになりましたが、ここ数年は、ウェブ求人にシフトしています。誌面よりも少し費用はかかりますが、スピード感が違うし、露出度も高いので、費用対効果は高いと感じています。ウェブ求人だったら、電車に乗っていようが、寝転がっていようが、スマホの画面を見ることができますよね。このように、求職者の仕事選びの方法は変わってきました。時代とともに求職者の情報源も変わっているのだから、発信する私たちも時代とともに変化していかなければ。そう思って、現在はウェブ求人を中心に活用しています。

【導入の決め手】「人と人」との付き合いができる。それが「ぱどがいい」となった決め手

当初「ぱどさんにお願いしよう」と思ったのは、やっぱり会社が近くにあること。地元企業という安心感と信頼度、そして親しみをもてることですね。その親しみという点では、営業担当者の存在が大きいです。熱心だし、メールも電話も頻繁にくれるし、小回りが効く人です。会話の中では、お互いにプライベートな話題もします。私にとって、実はこういったことが「大事なこと」なんです。

人間は、AIと違って心がある。白と黒、◯と✕だけでなく△があるから、人間は思い悩むでしょ? ぱどの営業担当者さんとは、そんなふうに「人と人」との付き合いができる。思わず「あんたの声を聞いてたら、元気が出るわ」って笑いながら話せるのがいい。結局、人間ってお金だけじゃない。それが、「ぱどがいい」となった決め手かな。それこそ、毎日のようにウェブ求人企業から案内が来ますが、これを理由に、ぱどさん以外は利用したことがありません。

【導入後の効果】ぱどで集まった仲間とともに、ワンチームで人間的な成長をめざす

今の若い社員は、ほとんどがぱどの求人で入社した人たちです。これまでは、辞められたらどうしよう? とドキドキしていましたが、今では心臓に毛が生えて(笑)、欠員が出たらみんなでやればいい、と思えるようにもなってきました。基本的には、やる気のある仲間と一緒に、小さくとも「いい会社」でありたい、という想いがあるんですよ。だから、面接をするときも、通り一遍のことではなく、プライベートなことも聞きます。もちろん「答えられないことは答えなくてもいいですよ」と先に前置きしますが。でも、私はそれが大事だと思っているんです。

例えば、彼女がいて結婚したいならそのゴールに向けて。また家族がいるなら、マイホームを持ちたいという夢を叶える、とかね。少ない給料かもしれないけれど、夢を実現させてあげたいじゃないですか。個々によって価値観は違うし、夢も違うけれど、社員がうちに入って、ちょっとでも家族がハッピーになればいいな、と思っています。だから、心の垣根は作りたくない。もし、私が間違っていたとしたら、社員からも指摘してもらって「ごめんごめん!」って言える関係性を築きたいんです。こんな社風にあった社員たちががんばってくれていて、今はいい感じのバランスで回っています。

今は落ち着いていますが、次に人材補充が必要になったときは、すぐにぱどの営業担当者さんが駆けつけて、フレキスブルかつスピーディーに対応してくれるはずです。「現状維持は後退」。私はいつもそう、言い聞かせています。“令和の米騒動”以来、コメを取り巻く環境が変化し、私たちもいろいろと攻めています。そのためにも、いい人材を確保しなければいけないと思っています。「ともだ」というワンチームの一員である社員には、仕事を通して人間的な成長=人間学を学んでほしい。もちろん、自分も含めてね。

■お話いただいたのはー  株式会社ともだ 代表取締役 友田 八一朗 さま

社  名  株式会社ともだ
事業内容  食品食材・酒類・米穀類の卸・小売販売
U R L   https://tmd.ne.jp/

地域密着35年以上。地元人材の採用は、ぱどグループにお任せください