社会福祉法人 ひしの美会 様
東大阪市/認定こども園、デイサービスセンターの運営・地域子育て支援拠点事業
導入の背景
長年ぱどの誌面やポスティングを活用し、一定の手応えを感じてきたものの、時代の変化とともに新たな手法の必要性を感じ始める。出会いの数を増やすべく、2024年から『ワガシャ de DOMO』の導入をスタート。
導入の効果
互いに時間帯を気にせず連絡しあえるメール対応が奏効し、応募者数もアップ。また、定期的に就職イベントへの出展も活用することで、“良い出会い”も増えた。
【導入前の課題】地域配布の誌面やポスティングを長年利用するも、「時代の変化」を体感するように・・・
社会福祉法人 ひしの美会は、東大阪にふたつの保育園と地域の子育て支援施設、そしてデイサービスセンターを運営しています。どちらも人手不足の業界ですので、人材は常に必要です。保育士や介護福祉士といった正職員だけでなく、保育補助スタッフやデイサービスの送迎車運転手といったパートタイム勤務のスタッフも募集するうえでは、やはり地元の方の採用にこだわりたい。それは、例えば保育園では、早朝のみや延長保育時間のみといった比較的短時間勤務の業務が多いため、「短時間なのにわざわざ電車に乗って来ていただくよりは、自転車や徒歩で通勤できるというのが一番なんじゃないかな」という思いがあるからです。
そういった点で、ぱどさんの誌面やポスティングは最適でした。特にポスティングは地域に密着した細やかなエリア設定で、こちらが来ていただきたいと思っているエリアからの応募者が集まるため、ぴったりとマッチしていました。ですから、いろいろな求人媒体を試していくなかでも、ぱどさんからの反応が一番よかったのだと思います。また、職種においても、例えばデイサービスの運転手さんなどの場合は、新聞を取っている方も多く、ウェブサイトよりも紙媒体のほうが目につきやすいという点からも、ターゲット層にぴたっと刺さっていました。しかし、ここ数年でだんだんとこうした誌面やポスティングだけでは応募者数が伸び悩む傾向が出てきて。時代が変わってきたんだな・・・と実感するようになっていました。
【導入の背景】ウェブ導入で“目にしてもらう”可能性を広げる
そんな時、ぱどの営業担当者さんからお話をお伺いする機会がありました。「これまで誌面を中心に地域密着型媒体であることが強みでもあったが、時代の変化に伴い、これが弱みにもなっていくかもしれない。ウェブに力を入れて、足りない部分を強化していくことをめざしている」と、まさに私たちが思っていたこととリンクしている内容でした。そこで、これからも一定の期間を定めて求人をするのであれば、誌面だけで様子を見て・・・というよりも、同時期に誌面とウェブ両方に掲載し、できるだけ多くの方に目にしていただける方法が良いと考え、私たちもまずはウェブを導入してみよう!ということになりました。
【導入の決め手】誌面の求人データをベースにウェブを構築。ゼロからじゃないのが◎
ぱどさんとはもともと長いお付き合いがあるため、過去にお願いしていた求人データが蓄積されていました。ですから、一から細かく打ち合わせすることなく「あの時の職種の、あの条件で・・・」と、データを活用できるのが楽でした。そのデータを元にぱどさんがたたき台を作ってくれるので、私たちがするのはそれを確認し、修正を入れるだけ。その後すぐに、こちらの意図を汲み取った修正案を上げてくださるので助かりました。
ただ、導入当初はわからないこともありました。例えば「1回で8種類の原稿を掲載できる」とご案内いただいたのですが、その意味がわからなくて。営業担当者さんから「ターゲットに合わせて訴求ポイントを変えた原稿を作成し、それぞれ別のページにアップすることで、検索時に表示されやすくなり、より多く閲覧されるようになるんですよ」と教えていただいて、ようやくその意図や意味、使い方がわかってきました。まだまだネット求人のノウハウがわからない私たちにとって、希望を伝えるだけで「ではこうしたほうがいいですよ」と、アドバイスをしていただけるのはとてもありがたいです。私たちと一緒に頑張ってくれている。そんな姿勢は、ぱどさんならではだと思いますね。
【導入後の効果】多彩なアプローチが魅力!ウェブ×誌面×イベントの活用で求職者との接点を拡大
『ワガシャ de DOMO』を導入して一番効果を感じたのは、メールで連絡、対応できることですね。少しでも関心を持ってくださった方は、「一度見学に行ってもいいですか?」などと、メールで問い合わせをくださいます。電話だと、こちらにお話をお伺いする時間がなかったり、担当者が不在だったりすることもあります。対してメールであれば、直接電話でお話ししたい場合でも、「◯時ごろにお電話しても良いですか?」「大丈夫ですよ」とメールでワンクッションを置くことができ、応募者さんも含めてお互いに時間を気にすることなくやりとりできるので、連絡がつきやすいです。
またウェブ導入後も、誌面は継続しています。というのも、ぱどさんが定期的に誌面と連動した就職イベントを企画されているので、そちらも積極的に活用しているんです。企画テーマは、例えば「女性限定」「40代、50代限定」といったように毎回異なるのですが、私たちにマッチしたテーマや魅力ある内容だと感じた際に出展しています。就職イベント出展の魅力は、とにかく少しでも興味や関心をもってくださった方と直接お話しできるという点です。お仕事に対する想いはもちろん、「ブランクがあってちょっと心配なんです」といった話題まで、入口は“気軽に”なのですが、だからこそ時間をかけて深くお話しできるので、その後見学から採用へと結びついたことも。サイトとはまた違った良い出会いが増えているので、今後も活用していきたいと思っています。
介護業界もそうですが、特に保育業界では、国の制度も変化しています。例えば保育士資格までは持っていなくとも、保育士補助として働ける「子育て支援員」といった研修に参加・修了すれば認定される資格もできたので、仕事をしながら学ぶ楽しさを見出してくださる方も出てきました。これは特殊な例かもしれませんが、定年退職後に短時間からお手伝いいただきつつ、独学で保育士を取得、その後幼稚園教諭免許を取得された方もおられるんですよ。
このように、時代は悪しきことだけでなく、良い方向性にも変化しています。求人においても、私たちがきちんと時代の変化に対応していかなくてはなりません。その変化の道しるべのようにサポートしてくださるぱどさんに、これからも上手に頼っていきたいと思います。
■お話いただいたのはー
社会福祉法人 ひしの美会 『デイサービスセンターひしの美』施設長 奥山 美紀 様/『ひしの美東保育園』 園長 奥山 樹 様
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