
求人情報はきちんと載せているのに、応募がない。
ハローワークにも出しているが、以前のようには来なくなった。
正社員での採用はもともと難しかったが、最近はさらに反応が鈍い……。
――このような声を、地元企業の採用ご担当者様からよく耳にします。
必要な情報は載っている。でも、それだけで求職者は「応募したい」と思えるでしょうか?
正社員として働く職場を選ぶのは、求職者にとって人生の大きな決断です。「本当にここでいいのか?」と慎重になり、できるだけ多くの情報を知りたいと考えるのは自然なこと。一方で、求職者が求人を見る時間は、ほんの数秒程度と言われています。その短時間で「ここで働きたい」と思ってもらうには、文章だけでは足りません。今の時代、情報があふれているからこそ、視覚に訴える工夫やメッセージ性のある伝え方が、応募の“決め手”になるのです。
特に、求人情報誌には、パッと見て全体がわかる見やすさや、あとからじっくり読み返せる特長があります。また、WEBのように「検索して情報を取りに行く」のではなく、情報誌ではページをめくる中で思わぬ求人に出会えることもあります。そうした“偶然の出会い”が、応募のきっかけになることも少なくありません。
今回は、地域密着型の求人媒体「DOMOぱど」で実際に正社員採用に成功した事例をもとに、今日から実践できる「5つの見直しポイント」をご紹介します。正社員採用にお悩みの企業様は、ぜひチェックしてみてください。
応募につながる求人原稿、3つのポイントとは?
まずは、応募が集まりやすい原稿の基本を押さえましょう。DOMOぱどで正社員採用に成功した原稿の共通点や、求職者が仕事探しで重視する情報※をもとに、次の3つのポイントをご紹介します。
① 視覚で惹きつける「ビジュアル性」
② 正社員ならではの「待遇、給与の具体性」
③ 未経験者にも伝わる「仕事内容の分かりやすさ」
求職者が特に重視するのは「仕事内容」「給与」「勤務地」の3つです。これらを一目で分かるように伝えることがポイントです。さらに、「職場の雰囲気」や「休日休暇」といった働きやすさが伝わる要素を加えることで、求職者は応募への意欲が高まります。文章だけで伝えるのではなく、写真やイラスト、アイコンなど視覚的な工夫で「見れば分かる」表現を取り入れましょう。
※参考データ:求職者が知りたい情報とは?求職者に響く原稿作成のコツを解説!
地元の女性求職者が本当に知りたい情報とは?
DOMOぱどで正社員採用に成功した事例3選
では、実際に正社員採用に成功した地元企業の求人原稿を3つご紹介します。
① 枚方市・製造業・配管工の募集
□ 写真が多く、何の会社か一目で分かる
□ 働く人の様子が分かり、職場の雰囲気が伝わる
□ 年収例や待遇が具体的に記載されている

② 東大阪市・製造業・溶接工の募集
□ 「溶接工の募集」と一目で分かる
□ 年収例や待遇が丁寧に記載されている
□ スタイリッシュなイラストで目を惹く

③ 東大阪市・設備工事・電気工事スタッフの募集
□ 個性豊かなイラストで注目度アップ
□ 給与・待遇が具体的で安心感がある
□ 社風、理念が伝わる

成功事例から学ぶ「見直したい5つのポイント」
これらの事例には、いくつかの共通点があります。裏を返せば、応募が少ない場合には以下の点を見直してみると改善の糸口が見えてくるかもしれません。
① 文字だけの求人原稿になっていないか?
…視覚的な情報がなく、パッと見で伝わらない。
② 年収例や手当など、具体的な金額が記載されているか?
…求職者は生活の安心を重視。曖昧な表現は不安要素に。
③ 正社員ならではの待遇を伝えているか?
…福利厚生や将来的なキャリアパスの記載があると安心感に。
④ 仕事内容が具体的にイメージできるか?
…業界未経験の人でも理解できる内容に。
⑤ どんな人が働いているか、職場の雰囲気が伝わっているか?
…写真や紹介文で、応募前の不安を解消。
すべてを完璧にするのは難しくても、どこか一つを改善するだけで反応が変わることはよくあります。採用活動は、小さな改善の積み重ねです。「写真を1枚変えた」「給与の見せ方を工夫した」だけで応募が増えた――そんな事例も少なくありません。
採用の反響がなかなか出ない、何をどう改善すればいいか分からない――。
地域の採用事情に詳しく、紙とWEBを連動させた提案ができる関西ぱどにぜひご相談ください。求人原稿の改善から、採用戦略まで、貴社に合ったご提案をいたします。
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