情報が簡単に手に入る今、求職者は具体的でリアルな情報を求めています。そのニーズに応える手段として注目されているのが採用動画です。今回は地元の中小企業がどのように採用動画を活用しているか、5つの事例を通じてご紹介します。
求職者が採用動画で知りたいことは？
求職者は、採用動画にどのような情報を期待しているのでしょうか。採用動画プラットフォーム「moovy」の調査によれば、見たい採用動画の内容として1位は「仕事紹介」、2位は「1日の流れ」という結果が出ています。これらは、求職者が「自分がその職場で働くイメージを持てるか」を重視していることを示しています。また、最近の求職者は「タイパ（タイムパフォーマンス）」を重視する傾向が強いため、2～3分程度の短い動画でも、視覚的な情報を効率よく詰め込むことで、企業の魅力を短時間で伝えることが可能です。
参照元：株式会社moovy 採用動画のトレンド調査 (2024年) https://moovy.jp/
求人情報を知った求職者は、さまざまな媒体でより具体的な情報収集をします
採用動画で解決できる課題
採用動画がもたらす効果は、単なる情報発信にとどまりません。以下のような課題解決にも役立ちます。
① 働くイメージを直感的に伝えられる
文字や写真だけでは伝わりにくい職場の雰囲気や仕事の様子を映像でリアルに届けることができ、ミスマッチを減らし、応募率の向上が期待できます。
②採用ブランディングの強化
採用動画は、現場で働くスタッフが登場することで、企業の透明性や人間味を伝えるだけでなく、企業全体のイメージアップにもつながります。これにより、地元に根付いた企業を志望する求職者からの信頼を得られるだけでなく、潜在的な転職希望者や地元での認知度向上にも寄与します。
【事例5選】採用動画の活用事例
ぱどグループが制作を担当した採用動画の中から、成果を上げた地元企業の事例を5つご紹介します。各企業がどのような工夫を行い、どのような成果を得たのかをご覧ください。
①株式会社ReR様（不動産・ビルメンテナンス）
スタッフインタビューを中心に職場の雰囲気や日常を伝える動画を制作し、採用サイトにリンク。面接時、応募者の半数以上が「動画を見た」と回答し、応募から面接へのスムーズなつながりが実現しました。
②株式会社アンジュール様（介護・福祉）
和歌山市の介護求人倍率が2.6倍（2023年9月時点）という高い競争の中、求人広告に動画QRを活用。応募者のほぼ全員が「動画を見た」と回答し、介護スタッフや看護師の採用に成功しました。
③株式会社花谷工業様（施工業）
「デッキ工事」という専門的な職種は求人広告だけでは内容が伝わりにくく、応募が伸び悩んでいました。そこで、実際の仕事内容を分かりやすく伝える動画を制作し、広告内やHPに埋め込みを実施。応募数が増加し、企業様からも喜びの声をいただいています。
④宏元自動車様（整備工場）
ロードサービススタッフの採用強化のため、仕事のやりがいや現場の作業風景をリアルに伝える動画を制作しました。
⑤来友会様（介護・福祉）
介護施設スタッフの採用を目的とした動画では、複数の施設で働くスタッフにインタビューを行い、それぞれの仕事のやりがいや職場の温かさを表現しました。
採用動画で「選ばれる」企業に
採用動画は、求職者が「どんな職場で働くことになるのか」をイメージするために有効なツールです。動画を通じて、職場の雰囲気や仕事のリアルな様子を伝えることで、求職者が安心して応募できるようになります。求職者の不安を解消し、企業の魅力をしっかりと伝えるためにも、動画を上手く活用することが大切です。
関西ぱどは、地元企業の採用活動を長年サポートしてきた実績があります。求職者目線に立った採用動画制作のご相談はもちろん、採用活動全体をトータルでお手伝いします。「年々、採用が難しくなってきた」「WEBでのPRをどこに頼めばいいのか悩んでいる」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
採用動画の制作も、関西ぱどへお任せください
