日幸印刷株式会社 様
東大阪市/パッケージ・ショッピングバッグなどの印刷
導入の背景
仕事量が増える一方で、積極的に採用活動をしてこなかったことが影響して人手不足の状況に。人材確保のために大手求人サイトで採用活動を開始するも、ミスマッチが続く。じっくり教育が必要である仕事内容に加え、夜勤が第一条件であることから、通勤時間が短い地元の人材が適していると考え、地元採用に強いぱどを活用することに。
導入の効果
誌面、ウェブ求人、さらに自社ウェブサイトの制作を丸ごと任せたことで、それぞれの制作もスムーズに進めることができた。また、ラック設置の冊子や、ウェブ求人からの応募による地元人材を確保。自社ウェブサイトからの応募も増えている。
【導入前の課題】採用に消極的だった過去が影響し、仕事量の増加に伴う人材不足が深刻化
当社は、ザ・パック株式会社(東証プライム上場)の子会社として、ショッピングバッグや食品容器などの紙製パッケージに特化した印刷会社です。採用の歴史を紐解いてみれば、これまでは現状の人手で業務をこなすことを優先し、あまり積極的に人材を採用していませんでした。その影響は、じわじわと現場の業務にも影響をもたらしていたようです。例えば、機械1台に対し3名で操作していたところ、気がつけば機械1台に対し2名体制で操作するように。そんな現場環境も影響し、退職していく社員がちらほら出てくるようになっていました。そうこうしているうちに、親会社(ザ・パック)の仕事が増え、コロナ禍が収束後となった今も、ありがたいことに基本的に仕事量は安定して増加傾向に。そんな状況下で退職者が出ると、その補充が簡単にできなくなっていました。
そこで、大手求職サイトで募集をかけ、2名を採用。しかし、1年で退職してしまったのです。本当に困窮し、人材派遣会社にも頼りました。派遣人材は、単価も高いのですが、背に腹は変えられません。しかし、やはり続かないのです。その一因には、印刷業の難しさがあります。覚えることも多く、技術面も求められるので、1.2時間のレクチャーですぐ仕事に入れるものではないため、教育にも時間がかかります。その点で、派遣というスタイルでは難しいものがあったのでしょう。もちろん、教える側の問題もあったかとは思いますが、それなりに頑張って、覚悟をもって働いてくださる方でないと続かない・・・そんな難題を抱えていました。
【導入の背景】夜勤が必須=通勤がしやすい地元人材の採用に注力したい
大手求人サイト数社の掲載では最長プランである12週間掲載しましたが、その期間ではさすがに結果が出ませんでした。また、面接までこぎつけても、現場で働くにはなかなか難しい人材、つまりミスマッチが多かったのです。というのも、工場内は大きな音が響く環境。騒音が苦手な方は無理ですし、外国籍の方の場合、よほど日本語に長けた方でないと「聞き取る努力」だけで疲弊してしまうんです。そんな要因がミスマッチを生んでいたと思います。そして、一番の問題点は、この仕事は基本的に昼勤と夜勤が絶対条件になること。そうなると、特に20時スタート明け方終了の夜勤では、通勤時間が短い地元の方でないと難しいのです。そこで、「地元採用に特化しなければいけないんじゃないか」という考えに至りました。まずは、地元企業10社ほどが集結した「夜間高校生対象」のイベントなど、さまざまな地元企画イベントにも参加してみましたが、どれも良い結果を得ることはできませんでした。
そんな頃、たまたまぱどさんからお電話をいただきました。何となく、「ぱど」という会社名は聞いたことがあるような・・・そんな認識でしたが、お話を聞いてみるとどうも地元に強そうだ、と。一度、ラック設置型の冊子に掲載してみよう、ということになりました。
【導入の決め手】自社ウェブサイトも同時進行で制作!1社に3業務任せられる安心感が決め手に
誌面と同時に、ネット求人『ワガシャ de DOMO』も導入することになりました。このネット求人制作を進めていくうちに、「自社ウェブサイトも開設しなければいけないのでは?」という意識が高まりました。実は、こんな時代なのに当社にはホームページがなくて。というのも、ホームページを活用して営業活動をしなくても十分仕事量があったため、必要性を感じていなかったんです。しかし、採用活動を考えていくうちに、いつまでもそういうわけにはいかないと思うようになりました。
そこで、この自社ウェブサイトの制作もぱどさんにお任せすることになりました。誌面や『ワガシャ de DOMO』の制作でのヒアリング内容や、撮影した写真などもホームページに流用することができましたし、まさに一石三鳥。3つの媒体を同時進行で同じ会社にお願いできたことは大きかったですね。
【導入後の効果】地元採用へのシフトで安定感のある人材を確保。ホームページ開設の効果も
自社ウェブサイト開設後は数名の応募もあり、開設して良かったと思っています。『ワガシャ de DOMO』に関しては、地元に強いという利点も功を奏したのか、じっくりと勉強する姿勢をもって勤務してくださる地元の方を採用することができました。また、誌面への掲載は、割とアナログな手法なのですが、ラックから冊子を持って帰る方は基本的に求職者なので、効率が良いと感じています。これはレアケースですが、お母様が求職中の息子さんのために冊子を持ち帰り、「ここ、どう?」なんていうパターンで入社してくれた方もいるんですよ。
これらの制作において、ぱどの営業担当者さんの存在も大きかったです。そもそも私は、親会社で長年営業畑を歩んできたので、本格的に採用を担当するのは初めて。ぱどの営業担当者さんに一から教えていただいたといっても過言ではありません。掲載後も、こまめにお電話をいただいたり、必要とあらばすぐ来てくださいますし、至れり尽くせり。今以上の要望や不満は一切ありません(笑)。何よりも、“地元にある企業”という部分での安心感もあります。これまでお付き合いしてきた地元企業の中では、ダントツだと思っています。こうした安定感や身近さは、長くお付き合いしていくうえで大切なのではないでしょうか。
■お話いただいたのはー 日幸印刷株式会社 代表取締役社長 大平 修 様
【スタッフインタビュー】社員さまの声
ワンアクションから得られた、安心できる職場
転職は初めてだったので、『DOMO NET』の利用も初めてでした。就職先の条件は、自宅から近い会社。通勤は毎日のことですので、できるだけ近場で良い企業はないかと検索し、ヒットしたのが当社です。サイトには写真や情報がしっかり載っていたので、応募への不安はありませんでした。“ボタンをクリック”のワンアクションで応募したところ、すぐにご連絡をいただきました。働きながらの転職活動だったので、工場見学から面接まですべてトントン拍子で段取りしてもらえて助かりました。やはり、事前に職場の雰囲気を知ったうえで就職を決めることができたのは、大きかったですね。
何十年も勤めておられるベテランの先輩方が多く、「間違ったまま覚えるよりもいいから、何回でも聞いてくれていいからね。ゆっくり焦らずにね」と声をかけていただき、丁寧にしっかりと教えてもらっています。ベテランだからこそ極められる、奥深い仕事に携わっているというやりがいはもちろん、これだけ長く勤められるだけの「居心地の良さ」があるんだろうな、と想像できる点でも安心して勤務しています。
地元人材の採用は、信頼と実績のある関西ぱどにお任せください