佐々木鋼業株式会社 様
東大阪市/特殊鋼、普通鋼の切断販売ならびに中厚極厚鉄板の精密鎔断加工
導入の背景
大手インターネット求人サイトを利用して求人を出すも、職種の特性からか良い結果が得られず。媒体の知名度よりも、地域密着型であるぱどの利点を活かし、誌面を入口にウェブで応募というスタイルで募集をかけることに。
導入の効果
誌面+ウェブというスタイルに加え、求人誌以外の冊子取材によるさらなる理解度向上と信頼関係で生まれた「内容の濃い原稿」が奏功し、応募者数が増大した。
【導入前の課題】大手ネット求人媒体では、反応が鈍い。では、どうすれば・・・?
鋼材加工事業において、高い加工技術はもとより、その製品をいち早くお届けする「機動力」も強みとする当社にとって、製造職と配送スタッフは最も必要とする人材です。これらの人材の中途採用では、ハローワークを中心に募集をかけていました。実際に、現在従事しているスタッフもほぼハローワークからの採用者です。しかし、近年のハローワークからの応募では、高齢の方やインターネットが苦手な方が多く、職種内容とのミスマッチが生じることが増え、時代の変化を感じるようになっていました。
そこで、大手インターネット求人媒体を利用してみることに。大学生の就職活動でもよく利用されている知名度の高いこの媒体では、どうしても事務、経理、営業職といったオフィスワークの募集イメージが強いだろうと考え、事務職募集に付け足すように掲載し、反応を見ることにしました。しかし、その反応は鈍いものに。では、どのような媒体を利用したら良いのだろう?と課題を抱えていました。
【導入の背景】M&Aによる規模拡大で、現場スタッフの一斉募集が必要に
そんな矢先に、ぱどの営業担当者さんが訪ねてこられました。地域密着型であること、誌面とウェブを併用することで閲覧者の幅が広がること、これら2点が特徴的でした。また、誌面で配送、製造業の募集をかけたときの市場の反応や、採用率、またどういった方々が読者であるか、ラック設置の効果など、詳しく分析内容を提示してくださいました。これらの説明から、製造、配送職を希望される方との出会いがあるのではないかと直感しました。さらに、「株式会社関西ぱど」という企業としての説明も受け、「大手媒体と比べてもう少し身近な感じでお付き合いできそうだな」と、ぱどさんならではの魅力を感じ、いずれ求人が必要になった際は利用してみようと考えていました。
その2年後、当社は4社に対してM&Aを実施し、規模が大幅に拡大しました。良い人に一人来てもらう、というだけではなく、まずは社員の増強、増員のため一斉に現場スタッフが必要になり、ぱどさんに求人をお願いしてみることにしました。
【導入の決め手】私たちのことを知ろうとしてくれる。そんな熱意が「任せてみよう」に繋がった
求人がない間も、いろいろと求人について教えてもらっていました。私も、採用や人事にかかわるようになって2年程度だったので、採用の特徴や地域の特性などへの理解度を上げるため、ぱどの営業担当者さんとのお話は本当に勉強になりました。また、キャリア教育の副読本として地域の小学校に配布される『小学生のためのお仕事ノート』への掲載もご案内いただき、取材をしていただくにつれ信頼関係が生まれ、「ぱどさんにお任せしたい」と思うようになりました。求人がなくても、当社のことを知ろうとしてくれている。一緒に考えてくれている。そんな熱意が伝わってくると、やっぱりこちらも信頼度が高まってきます。そんな想いから、『お仕事ノート』も、毎年引き続き各社順番に掲載をお願いするようになりました。本来なら5社分の説明をするのは大変ですが、それぞれどんな会社なのかすでに知ってくださっているので、お任せして安心!そんな関係の土台ができあがっていきました。
佐々木鋼業株式会社様が掲載された2024年11月発行 お仕事ノート東大阪市版。クリックでご覧いただけます。
【導入後の効果】誌面を入口にウェブで応募。応募数の多さは取材力による原稿内容の濃さにある
求人がない間に築いたこの人間関係が、実際に求人をお願いしたとき、原稿の内容やサポートに表れていると感じます。ウェブの求人に関しては、他社を利用していたこともあり慣れていたので、『ワガシャ de DOMO』の導入はスムーズでした。実際に誌面とウェブの運用が始まってみると、応募もたくさんあり、営業担当者さんから「応募が来ていますよ」と教えてもらうほど(笑)。求めている人数の充足ができました。良い方も採用でき、定着率も上がったので、費用対効果は良いと感じます。
その効果の一端は、誌面にあると思います。当社の現場スタッフもよくコンビニにご飯を買いに行ったりしますが、同じように「転職したいなぁ」と思っている方がコンビニに立ち寄った際、ラック設置の冊子を手に取ることは多いのではないかな、と当初より想像していました。また、立地的にも地元の方でないと通勤しにくいので、周辺地域へのポスティングの効果は一定数あるのではないか、と期待していました。事実、募集内容を分析してみると、誌面を観てウェブ応募するという方が多かったので、入口としての誌面は必要であり、結果的に正解。ぱどさんの地域密着型という特性と、当社が求めている仕事内容との親和性が非常に高いものがあると感じます。
求人を依頼する側としては、当社のことをよく知ってもらったうえで求人原稿に良いカタチで反映してほしい、という思惑があります。とはいえ、制作って大変ですよね。取材に来てくださるライターさんやカメラマンさんたちの理解がないと、作り込むことは難しいと思います。ウェブと異なり、限られたスペースのなかで表現する誌面での取材を通して原稿を作成しただくことは、その原稿の内容の濃さに繋がっていると思うんです。それが、ぱどさんの求人によって獲得できる応募数の多さに表れていると考えています。ただ、求人広告の門戸を広げても、それを稼げるとは限らない。その証拠に、大手求人検索エンジンで有料広告枠などもさまざま出してみましたが、その打ち出し方や原稿の内容が薄く、まったくヒットしませんでした。
また、地域性も重要です。実際に大手媒体での募集では、長崎や福山からも応募がありましたが、距離があると、レスポンスのスピードも鈍くなり、結局採用に結びつきませんでした。その点、地元の方だと応募、面接、採用までのスピード感があり、採用から入社までが非常に早く決まりました。
採用とは、やはり会社にとっても大きなミッションです。ですから、当社を「めっちゃいい会社やん」と興味をもっていただける媒体とお付き合いしたいのが本音です。大手もいろいろありますが、知名度よりも、一緒に当社の採用について考え、「良い方を獲得したい!」と一緒に思ってくれるかどうか・・・つまり、どこが一番当社に深くコミットしてくれるか?そこが一番重要です。ぱどさんには、その要素がすべてあった。これがある限り、ぱどさんとのお付き合いは続いていくと思います。
■お話いただいたのはー 平和鋼材グループ 取締役 経営企画室 人事戦略担当 藤戸 麻理 様
地元人材の採用は、信頼と実績のある関西ぱどにお任せください